この文章は完全にネタです。悪用しないように。
前回の時に考えたベースをきっかけに、タルラークサーバー全体がもし軍隊の構成だったらどうなるか、を試してみました。
何度も言いますが、これはネタです。その辺りよろしく。
1:1つのギルドの長はどの程度の立ち位置になるのか
エリン世界には無数のギルドが存在します。我らエリン海運隊もその1つです。前回は、所属している人数が53人であることから、小隊に分類しました。そして、この分類は妥当なものでしょう。
黄色いサイトによると、タルラークサーバーのプレイヤー数は182850人、ギルド数は7352人だそうです。
あり得ない話ではありますが、全てのプレイヤーがギルドに所属していてどのギルドにも均等人数で所属している、と仮定すると1つのギルドにつき24.8人、つまり約25人所属していることになります。
25人と言えば、概ね2個分隊程度です。小隊と言えなくもないですが少し人数が少ないですね。ただ、小隊が「40人以上でなければならない」という決まりはないので、小隊といっても差し支えないのかもしれません。
よって、エリン海運隊のギルドマスターの立ち位置は、最低でも分隊長から小隊長程度の位置に属することになります。
2、ひとつのギルドで構成できる最大の部隊を考えると?
ですが、実際にはギルドによって所属人数に差があることは周知の通りです。ぼっちギルドから数百人が所属するギルドまで、多種多様なギルドがあります。
マビノギでは、ギルドの所属人数を下記の通り定めているようです。そして、そこからどの程度の部隊になるかを仮定すると、次のようになります。
Default…5人(班長、概ね3等商曹~2等商曹)
Basic…10人(分隊長、概ね1等商曹程度)
Advance…20人(2個分隊、あるとすれば商曹長~准商尉)
Great…50人(小隊長、3等商尉~2等商尉)
Grand…250人(中隊長、1等商尉~3等商佐)
つまりマビノギであっても、ギルドレベルを最大まで高めて構成員をフルに集めることができれば、中隊クラスを編成することができると考えられます。
これは少し驚きました。まぁ実際250人マックスで人員が入っているギルドなんて数が限られている面もありますが…
以上の点から、次のことが言えます
ギルドマスター…班長(ぼっちのギルドなど)から最大で中隊長(250人が1つのギルドの最大人数であるため)
サブマス…上記を支えるため階級的には1つ落ちる、班長補佐から中隊付きの副官、中隊副長など
3、さらに大きな単位で考えてみるとどうなるか
今までのところでは、中隊長までしか出てきませんでした。これを大隊長以上の大きな部隊を構成すると仮定すると、どのようになるでしょうか?
大隊
まず大隊とはおよそ800人程度の部隊を意味し、3個から4個の中隊を擁する部隊になります。大隊の長たる大隊長は概ね2等商佐orそれに準ずる3等商佐となります。
つまりマビ式で考えると、最大人数である250人まで所属しているギルドが3個から4個程度集まったギルド集団の長がこの大隊長になります。構成的には大隊長兼第1ギルド中隊長(ギルドマスター)、第2中隊長、第3中隊長、第4中隊長となるでしょう。中隊長の階級はおよそ3等商佐あたりが妥当なところですね。
182850人のプレイヤーから800人を割ると、単純計算でも228.5となり228人の中隊長が存在していることになります。
連隊
次にさらに大きい単位として連隊があります。連隊とはおよそ2500人程度の人数を擁する部隊になります。大隊が3つか4つ集まった部隊ということになりますね。この連隊の隊長は1等商佐であることが多いです。佐官の最上級が伝統的に担当するためです。
マビノギにおけるタルラークサーバーのプレイヤー数は、先ほども紹介した通り182850人のようです。このため2500人規模の連隊で考えると、およそ73個の連隊が存在する計算になります。つまり1等商佐が73人は存在することになります。
1等商佐は、この計算の場合この時点で最低でも10個、ヘタするとそれ以上の数のギルド集団の集団長、ということになります。各ギルドのギルドマスターの名前と顔を覚えるだけでも大変な作業になります。
旅団
旅団は連隊をさらに大きくまとめたものであり、通常2個連隊から3個連隊程度の大きさになります。人数は国や時代によりかなり差がありますが、平均で5000人から10000人規模になります。
このサイズの部隊の大きさになって、初めて将官が任務につきます。旅団長からは概ね、海運隊で言うところの商将補がこの任につきます。タルラークサーバー全体で、この階級と役職につける人数は、計算上は18人程度になります。
師団
さらにさらに大きくなって、2個旅団+α程度の人数を擁することになります。こちらも国や時代により大きく人数が異なります。最低限度言えることは万人規模である、ということです。
旅団よりは確実に大きな部隊になるので、仮に30000人規模の部隊として考えてみましょう。旅団3個分ですね。この部隊を指揮する師団長は、商将の階級にあります。タルラークサーバー全体で、この階級と役職につける人数は、計算上は6人程度になります。
軍、または軍団
この大きさの部隊が、タルラークサーバーのみで表現できる限界の大きさになると考えられます。所属人数は最低でも70000人から100000人程度になり、この部隊を指揮する軍団長は自衛隊に習い、「タルラークサーバー幕僚長たる商将」とするのが妥当でしょう。米軍で考えれば、各軍で10人程度しか補職されない「大将」相当になります。
総軍
この部隊が最終的に最も大きな部隊になります。黄色いサイトによると、マリーサーバーが約19万人、ルエリサーバーが約16万人のプレイヤーがいることになっていますが、これら全てのプレイヤーを代表するただ一人のプレイヤー(SAOで言うところの某2刀流の剣士とか)ということになります。
この総軍を指揮する人は、自衛隊式に言えば…「統合幕僚長」。そしてエリン海運隊式に述べるならば、「エリン統合幕僚長」が適切になるかと思われます。それぞれのサーバーを「統合」した幕僚長と考えることができるためです。
まとめ
長々読んで頂き感謝感激であります。大雑把にまとめました。
役職の説明、○名、(役職名、海運隊の階級名)となっています。
マビノギを代表する幕僚長、1名(エリン統合幕僚長、商将)
サーバーを代表する幕僚長、各サーバー1名、計3名(○○サーバー幕僚長、商将)
師団を指揮する指揮官、各サーバー6名、計18名(師団長、商将)
旅団を指揮する指揮官、各サーバー18名、計54名(旅団長、商将補)
連隊を指揮する指揮官、各サーバー73名、計219名(連隊長、1等商佐)
大隊を指揮する指揮官、各サーバー228名、計684名(大隊長、2等商佐or3等商佐)
中隊を指揮する指揮官(最大規模のギルマス)、各サーバー400名程度?計1200名(中隊長、3等商佐or1等商尉)
小隊を指揮する指揮官(通常規模のギルマス、ギル長殿もここに入る)、各サーバーで6600名程度?計19800名(小隊長、2等商尉or3等商尉)
ここまでがいわゆる「士官」となり、兵隊に指揮命令を出す立場の人たちになります。計算すると、各サーバーで7000名程度になります。自衛隊も含めて一般的にこの「士官」の割合は、全体の約1割と言われています。タルラークサーバーでは182850人、つまり約18万人の10%は18000名となり、本来はこの数の士官がいないとまずいです。しかし、この計算上では7000名程度しかいません。その理由は…
①、中隊長(最大規模のギルマス)と小隊長(通常規模のギルマス)の人数が不明瞭
②、そもそもギルドに所属していないミレシアンもいる
この2点になります。簡単に解説しましょう。
①については、ギルドの規模の大きさが分からないことに原因があります。黄色いサイトによるとタルラークサーバーでは7352のギルドがあるようです。しかし、ギルドの大きさがわかりません。
そのため計算上、士官(つまりギルマス)が全体で7000名程度になるよう計算し、概ね最大規模のギルドと通常ギルドの比率を1対20ぐらいで計算した結果が、上のようになります(概ね最大規模のギルド1個に対して、通常規模のギルドが20個ある計算)
まぁこれでも、不自然な点は山ほどありますがその点はご容赦を。
②については、読んでそのままです。一匹オオカミローンウルフ状態を考慮していないためです。また、ぼっちギルドとこの1匹オオカミを特に区別していない為に、計算結果がある程度はおかしくなっています。
では今回はここまで!またお会いしましょう!