今日は、少しだけ昔話をしようと思う。
老いぼれご隠居の戯言だ。
もう、4年も前のことだ。
その日、私はギルドメンバーから預かった大金を持って、交易馬車の車輪で傷だらけになったギルドストーンの補修作業をしていた。
(誤:補修作業 → 正:ある計画の準備)
2014年5月11日 その日、私はとても緊張して、クィリン城 敷地へ向かった。
そう、これが、エリン海運隊ギルドの初めての城入札だった。
金額は、運が付きますように(-人ー 7777万7777Goldだ。
尊敬する アブネア城主様 に並ぶぐらいの準備をしたかった。
新参ギルドとしては、大金を用意できたと思う。
協力してくれたギルメンには本当に感謝だった。
お城は、無事に落札できた。
回を重ねてからは、大した材料ではないし、石運びにも慣れっこだったが、
初めての資材収集は、大変だった。 準備不足だ・・・。
そして、少人数ギルドには人的資源の乏しさも難易度を高めた。
でも、初めてのワクワク城主には、そんな苦じゃなかったと思う。
ギルドメンバーの協力もあり、無事にお城が完成した。
初めのお城だ。その日はギルメンと、お城の内外で遊びまくった。
初めて壊したお家。
更地にして、新たによりいいお家を建てる。
城主にだけ認められた権利。
商店街実装決定後に、はく奪されてしまった権利。
建て替えには多くのお金がかかった。 でも、立派な城下町にしたい!
そんな若すぎた城主は、クィリンを少し高級な街にしすぎてしまったのかもしれない。
アブネアのような憧れの街とは異なる特色を出せなかったのは、この年の終わり頃から確実に綻びが出た。赤字が続くことになる。
この年の、ある期間を納めていた。
トゥガルド城主だけは、城主人生で一番許せなかった。
すべての家を更地にしたのだ。
城主経験者ならハウジングを建設するための必要がいくらかかるか知っているだろう。
最安値の家を建てるだけでも、数十M規模の費用がかかる。
トゥガルドを再建してくれた、その後の歴代城主には、頭が上がらない。
わけあって最後に、トゥガルド城主になったが、本当は、既存の城主様に最後を務めて、
共に最後の城主になりたかった気持ちも強かった。
やむなく、最後の商人としての剣を抜いてしまったのだが・・・。
彼がエリンに誕生したのは、この頃だった。
彼が生まれたのは、しっかりと王国から賜った城主の責務(健全な城下運営)を果たさない城主が、
城を手にして再びトゥガルドの悲劇を繰り返させたくなかったことも一因している。
最後のクィリン城主のハゲタカちゃんだ。 腐ったエリンを買い叩く!
過疎が深刻だったセンマイへ介入することになった。
お城の地下ダンジョンに、ギルメンと遊びに行ったこともあった。
コンテンツ的には、古いコンテンツなのであまり人気がないのが残念だが、
ここでしか居ないモンスターも出る面白いダンジョンである。
ハウジングエリアを使った、ユーザー主催イベントも、何度か開催したが・・・。
みんな覚えているかな?
お城で花火大会や宝くじイベントを行ったり。
広場で、懺悔の牢屋広場を開催したり。
友好ギルトと一緒に、ハウジングの家をスゴロクのマスに見立てて、
スゴロク大会をしたりした。
ついに、エリン海運隊は、8月20日をもって城亡き子となった。
帰る城はなくなってしまったが、
商業ギルドとして、これからもエリンで活躍していきたいと思う。
マビノベル「なぜ城」は、どうなったのか?
いろいろあってモチベーションがダダ下がりなのだ。
まだ、執筆をつづけるつもりではいる。 いつ公開できるかは、今日の時点では断言できないが、気長に待っていてほしい。
落城前に、公告を開始した。
8月27日0時4分締め切りまでの 商店は、旧仕様の最低税率10% にしてある。
最後の城主からのプレゼント。 もし、商店を探している方は、ぜひ手に入れてほしい。
最後の城主としては、売れ残ったらとても悲しいのだ。
最後に、多くのギルドのミレシアンの城主が、頑張っていた時代があったことを、いつか懐かしく思う日が来ることを切に願う。
タルラークサーバー エリン海運隊ギルド / エリン不動産ギルド
金魅
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